大中(だいなか)の「短稈渡船(たんかんわたりぶね)」

1週間ほど前に撮影してきた、滋賀県近江八幡市安土町大中(だいなか)の風景です。

琵琶湖のすぐそばのこの地域では、短稈渡船(たんかんわたりぶね)という酒米が栽培されています。

当社では、創業者が滋賀県の近江出身であることもあり、発祥が滋賀県である短稈渡船(たんかんわたりぶね)を使用しております。

ちなみにこの地域は、スイカが名産です。

酒米として代表的で有名なのは、「山田錦(やまだにしき)」ですが、短稈渡船はその山田錦の父親にあたります。
明治29年(1896年)に滋賀県農業試験場にて誕生しました。

当社では、その酒米の特徴を活かしてふくよかな味に仕上げており、リピートされる方が多い商品となっています。

現在、限定流通の商品のため、お買い求めいただけるお店が限られております。
お取扱のある酒販店様はこちらです。

今季の仕込みは9月下旬からのスタートになります。
短稈渡船も年明けに仕込む予定です。

これから蔵は仕込みのための準備に入っていきます。