下野新聞様にて、当社の赤色LED光照射発酵の取り組みについて、ご紹介いただきました。(2021.3.20付)
当蔵では、今シーズンの酒造りで、「透明タンク醸造」(特許第6523366号)を更に進化させた
「光を使った酒造り」に取り組んでおります。
日本酒醸造で最も長い工程となる「醪(もろみ)期間」を通して、24時間LED光を当て続けることで、
光による微生物への影響を新たに取り入れました。
たとえば、水耕栽培レタスは赤色光で成長が促進されたり、青色光で栄養価が変わったりします。
醸造も目に見えない微生物(麹菌や酵母など)を扱います。
そこで、光を当てることで酵母の増殖速度が変わる研究事例をもとに、試験醸造を行いました。
2020年末には、はじめに青色LED光で試験醸造を行い、製法の特徴を確認しました。
→ 青色LED光で吟醸造り。「透明タンク<色光照射発酵>日本酒」の試験醸造
3月27日の「若盛 手詰の会」では、原型のお酒を確認できます。
光を使ったお酒は、4月上旬頃に新ブランドとして正式に発売予定です。
(当社商品お取り扱いの販売店様でご購入頂けるように予定しております)